ひがしゆうき監督よりメッセージを頂きました!「黒い堕液(百奇夜噺 裏)」
映画「百奇夜噺 裏」参加監督のひがしゆうき監督から皆様へメッセージを頂きました!
身近な日常に潜む奇々怪々の恐怖!
背筋がゾッとする悍ましい怪談話を不気味な視点で描く、現代怪奇百物語が送る正統派怪談短編集「百奇夜噺」!
各方面で活躍する新進気鋭の映画監督が集結し、さらに闇を抉り出す『裏』の恐怖を描くホラーオムニバス!
■ ひがしゆうき監督 メッセージ
“汚れ役の何でも屋”ひがしゆうきでございます。
役者としての活動をしながら、美術や特殊メイク、楽曲提供や助監督としても活動しており、去年の8月より監督も始めました。今回、そんな新参者の自分が”現代怪奇百物語“という商業作品に参加するに当たって選んだテーマは「エロス」✕「妖怪」。日本には世界に誇る素晴らしいホラー文化「妖怪」があるにも関わらず。、メジャーな妖怪は知っていてもマイナーな妖怪は知られてない現状を悲しく思い、今回“お歯黒べったり”という存在を選びました。
そして、フェチズムの延長線上のような日本の映像においてのエロスにも不満を持っており”アート“としてのエロスを目指し融合させ、女妖怪にはトランスジェンダー女優を起用し、撮影前にセクシャル演技アドバイザー“に監修をお願いし“センシティブ相談会”を設けLGBTQ問題にも言及した意欲作となっております。
>> センシティブ相談会 開催報告。ひがしゆうき監督作品黒い堕液
色々な意味で新しい“ホラー”を目指しました。”性“とは“生”であり、”生と死“とは芸術の究極のテーマです。
多様化する時代に伝えたいメッセージはたくさんあります。この、新しい機会を与えて頂いたラミアプロジェクトさんには感謝しかなく、多くの方に観て頂けたらと願います。
■ 映画「黒い堕液」(百奇夜噺 裏)
売れない芸人の健一郎を支える恋人の美奈。近所の公園でネタの練習の最中、二人は妖怪“お歯黒べったり”に攫われてしまう。妖怪”お歯黒べったり“が誘う官能的な世界。
監督:ひがしゆうき 脚本:高橋祐太
出演:ルンルンキンジョウ 近藤奈保希 椎名理火